高野哲単独行動。なんで素直にソロライヴって言わないんでしょうね?ま、なんとなく思ったこと。笑。久しぶりに「高野哲」が観られる!歌が聴ける!と昼間仕事にも身が入らなかった。上期末でやることいっぱいなのにぃ。ま、後日頑張ればいいやと、さっさか上がらせてもらい、渋谷へ。秋風が頬を撫でるけれども、まだ夏休み。人種の坩堝はまだまだ盛り。会場近くは更に凝縮状態。ライヴハウス乱立地帯ですものね。なんか落ち着く同じ穴のムジナ。
エレベーターで数人ずつの入場の為結構待たされる。七階に着く。七階は好き。うちも七階だし、職場も七階。窓からは歓楽街のネオン。ナイスロケーション。お客は満員。満を持して本日のアクター登場。ビロードの幕。紫煙の漂うステージは客席とかなり近い。一曲目は渋いめのアレ。サビまで曲わからなかった「Beautiful you」。リリースされてるCD聴かずに素で受け入れよう。が本日のテーマ。(という名の言い訳。)以下印象を箇条書き。
さよならダヴィンチ。ロケットが落ちてゆく/隣の国へ というフレーズにリアリティばかりを感じてしまう。単独行動では聴きかった曲のひとつ。
SHE。すっかり持ち歌のような。コステロの歌ではないとはほんと?
何から何まで。昔やっていたZIGZOというバンドのコピー。とか言っちゃって。笑。解散ライヴ以来だからほんとに久しぶりに聴けた。嬉しくて、身を乗り出して聴き入ってしまう。
HOLIDAY。七階でこの曲聴ける日がこようとは。ZIGZOの曲って面白い。と改めてしみじみ。終盤の手拍子はお約束で。笑
雨と無知。高めの球をありがとうございました。おかげさまで人生の打席は見逃し三振ばっかっすから!笑
n.i.l.。あ、nilにはこんな名曲もあったんだ!と思い出すも、御本人すら歌詞が出てこず。
reasons。生歌で!とのリクエストには倍金払え!って相変わらず高野さんは高野さんでした。が、しっかり応えてくれて、こういうこと?って感じにマイクをずらし、アコギスタンディングスタイル。アコギの音の優しい音色と、心を突き刺す歌声。素敵。ギターケースの蓋開けて置いてあったら思わずを金を落としたくなりそうな路上的雰囲気。
そして、最後の曲。garden。ギターを抱えた佇まい。鼓膜に「障」り、心に侵ってくる歌声。高野哲というひとそのものを観た気がした。このお方にはこれからも人生指南受けちゃうんだろうな、悔しいけどさ!なーんて感じずにはいられないライヴだった。と、一生歌い続けてくれるみたいだからそれもいいよね。わたしはそれもひとつの楽しみとして生きていこう。