授業中不覚にも思いっきり意識を失ってた。たぶん、「ファンタの校長先生」にしてみたらあたしはロスタイム在り過ぎなハズ。笑。
帰宅途中、駅までの道で右か左のどちらかを選ばなければならない。大抵は右を選ぶけど今日はなんとなく左。いつもは音楽聴きながら歩いてるので周りを見ていなかったりする。でも何故かその時は聴かずに歩いていたのだ。たまたま。そしたらば、前方におじいちゃんが倒れていた。吃驚した。声を掛けようとしたら震える手で杖を掴もうとして、前に回ってみたら、おでこから血を流してた。あたし駄目なんですよ、人の血。。うぅ。どうしよう!フリーズする。後方から来た人がティッシュを差し出してくれた。あぁ、まずは止血か。おじいちゃんの意識はあるものの、ふらふらして立って居られない。女の子も声を掛けてきた。おうちの電話番号聞いたけどおばあちゃんしか居なくてお迎えは無理らしい。で、気づいたらある男の人110番していた。なんで110番?思うけど、善意なので、アレだ。ほしたら、今度はおばちゃんが声を掛けてくれた。おじいちゃんがさっきも転んでいたのを目撃してたらしい。そのおばちゃんが誰よりも頼りになった。そのうちに救急車も来て、応急処置をしてた。そのおじいちゃん、すぐ近くの娘さんのとこに行く途中だったらしい。娘さんも出てきた。もう安心?そこにずっといるのもアレなので、あたしは駅に向かってた。
なんの因子から起きたのか。偶然が偶然を運んで、あたしはその場に居た。でも、おじいちゃんを発見してからあたしがしたことといえば、ただティッシュを出したことだけ。。なんで、緊急事態に何も出来ないんだろう…。そぅいえば、2,3日前に援助行動について勉強したばっかだったよな。その中で「人が多ければ多いほど、責任が分化され、人を助けにくくなる」っちゅう責任分散が起きる。という集団心理。まさにその状態に陥るあたし。頭の隅でそんなこと考えて、ちょっと自分の無力さに虚しさを感じた。キモチ悪かった。。電車から見えたその時の夕日は綺麗だったよ…。だから余計にココロが曝された。